“八村塁とのトレード説”は幻に終わった!キャブスが選んだ現実解、デアンドレ・ハンターはキングスへ
NBAのトレード市場が締め切りを前に慌ただしさを増す中で、
キャバリアーズ、キングス、ブルズによる3チーム間トレードが成立した。
1月31日(日本時間2月1日)に米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
ESPNの報道によれば、キャバリアーズはフォワードのデアンドレ・ハンターをキングスへ放出。
見返りとして、キングスからデニス・シュルーダーとキーオン・エリスを獲得した。
さらにブルズは、キングスからダリオ・シャリッチに加え、
キャバリアーズ経由の2027年ドラフト2巡目指名権、
キングス経由の2029年ドラフト2巡目指名権を手にした。
このトレードが注目を集めた最大の理由は、直前まで囁かれていた“別の可能性”にある。ハンターを巡っては1月30日(同31日)、米クリーブランドの現地メディアを中心に、レイカーズの八村塁選手を含むトレード案が浮上。
実現すれば、日本のNBAファンにとっても大きなニュースとなるだけに、噂は一気に拡散した。
しかしキャバリアーズが最終的に選んだのは、レイカーズとの交渉ではなく、
キングスとブルズを巻き込んだ現実的な3チーム間トレードだった。
即戦力のガードを補強しつつ、ローテーションの整理と将来の指名権確保を同時に進める――フロントの意図が透けて見える判断とも言える。
一方で、この決断は「八村塁は動かなかった」という事実も浮き彫りにした。噂はあくまで噂に過ぎず、少なくとも今回のトレードにおいて、レイカーズとキャバリアーズの利害は一致しなかったということだろう。
“八村塁とのトレード説”が消え、ハンターはキングスへ。
NBAの移籍市場では、成立した取引以上に、
「成立しなかった選択」こそが各球団の戦略を雄弁に物語ることがある。
今回のトレードも その一例と言える。

