スノーボード パラレル大回転競技 竹内智香選手が最後のW杯を終えて 通算236戦26年の軌跡「世界で戦い続けられた誇り」
2026.1.31
【竹内智香選手/公式Instagramより画像】
スノーボード界の“生きるレジェンド”が ワールドカップの舞台に別れを告げた。
スノーボードW杯パラレル大回転第9戦が
1月31日にスロベニア・ログラで行われ、
日本女子最多となる冬季五輪7大会連続出場を誇る
竹内智香選手(42=広島ガス)は予選26位で決勝トーナメント進出を逃した。
すでに来月開幕するミラノ・コルティナ五輪を
現役最終戦と公表しており、この大会がキャリア最後のW杯となる。
予選1回目は序盤でスピードを落とすミスが響き12番手。
巻き返しを狙った2回目もタイムを伸ばせず、決勝進出条件となる16位以内には届かなかった。結果としては悔しさの残るレースとなったが、その表情はどこか穏やかだった。
2001年1月のW杯デビューから足かけ26年。
出場レースは236戦に及び、通算1勝、
表彰台15回という数字以上に、長きにわたり
世界の第一線で戦い続けてきた事実が、
そのキャリアの価値を物語る。
「私が初めてW杯に出た時、まだ生まれていなかった選手がたくさんいる。ルールもマテリアルも競技環境も変わる中で、それでも世界の舞台に立ち続けられたことは誇りです」。
そう語る言葉には、重みと清々しさがにじんだ。
そして、いよいよ6日後には競技人生の集大成となるミラノ・コルティナ五輪が幕を開ける。冬季五輪7度の出場は日本女子単独最多。
夏冬合わせても橋本聖子氏(現JOC会長)と並ぶ歴史的な記録となる。
「アットホームで、こじんまりした会場と聞いています。だからこそ観客との距離も近い。最後を迎える場所として、いい舞台になると思います」と、
静かに最終決戦を見据えた。

