ONE Friday Fights 140で国内HOOST CUP王者・成尾拓輝選手が試合を支配するも無念の逆転KO ロシア強豪の一撃に沈む
【©️ONE Championship 】
HOOST CUP日本ライト級王者の成尾拓輝選手(究道会館)が、
ONEの舞台で痛恨の逆転KO負けを喫した。
1月30日(日本時間31日)、タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された『ONE Friday Fights 140』のバンタム級キックボクシング。成尾選手はチェン・ジャーイー(中国)と対戦し、3ラウンド1分25秒、右フックによるTKO負けを喫した。これでONEでは2試合連続の逆転KO負けとなった。
成尾選手はフルコンタクト空手界の名門・究道会館に所属し、HOOST CUPの現役王者。2024年11月にONE Friday Fightsへ参戦すると、怒涛の3連続KO勝利で一気に注目を集めた。しかし昨年8月の『ONE FF 118』ではチャン・チンタオに逆転KO負け。再起を期した一戦でも、結果は非情な形で幕を閉じた。
一方のジャーイーは29勝6敗の戦績を誇るパンチャー。
ONEデビュー戦ではKO負けを喫しているが、
一撃で流れを変える破壊力は警戒すべき存在だった。
試合は序盤から成尾選手が主導権を握る。
第1ラウンド、強いプレッシャーをかけて前進し、思い切りのいいパンチでガードの上から相手を揺さぶった。第2ラウンドもペースは成尾。カーフキックや三日月蹴りで削り、右の強打を何度もヒットさせ、ジャーイーをロープ際に追い込んだ。
しかし勝負は第3ラウンドに暗転する。倒しにいく姿勢を強めた成尾選手に対し、ジャーイーが一瞬の隙を突いた。左を受けて体勢を崩した直後、渾身の右フックがクリーンヒット。前のめりに倒れた成尾選手を見て、レフェリーが試合を止めた。
後半の最後まで内容を見れば、成尾選手が圧倒的に試合を掌握していたのは明らかだった。だがONEの舞台は、一瞬の判断ミスや被弾がすべてを覆す。
王者としての強さを示しながらも、結果だけを見れば悔しさの残る逆転負けとなった。



