TVアニメ『サザエさん』アジアから世界へ!台湾で放送開始、グローバル展開が本格始動
【©️長谷川町子美術館】
日本の国民的アニメ『サザエさん』が、ついに海を越える。
TVアニメ『サザエさん』が海外展開を本格化させ、
その第一歩として1月26日より台湾での放送をスタートすることが決定した。
1969年の放送開始以来、日曜18時30分の“お茶の間の定番”として昭和・平成・令和の3時代を駆け抜けてきた『サザエさん』。2024年10月には放送55周年を迎え、「最も長く放映されているテレビアニメ番組」としてギネス世界記録を更新するなど、日本文化を象徴する存在として確固たる地位を築いてきた。
その歴史ある作品が、アジア圏を起点にグローバルへと歩みを進める。台湾での初回放送は、ケーブルテレビ局「MOMOTV」にて1月26日から開始。毎週月曜から金曜の19時に放送され、台湾の家庭でも“夕食後の団らん”を彩る存在となりそうだ。
台湾でのライセンスおよび放送を手がけるのは、日本アニメの配信・ライセンス事業を数多く展開してきた台湾大手企業・MUSE(木棉花國際股份有限公司)。
同社は「台湾ではファミリー向け作品の人気が非常に高く、『クレヨンしんちゃん』や『あたしンち』など、日本の家庭アニメは長年親しまれてきた」と市場背景を説明。その上で、「世代を超えて愛されてきた『サザエさん』は、台湾市場においても高い親和性があり、安定した展開が期待できる」と導入の理由を語っている。
原作は、長谷川町子による同名漫画。1946年に新聞連載が始まり、庶民の日常を温かく、時に鋭く描いた作風は、日本のみならず“家族”“暮らし”という普遍的なテーマとして海外でも共感を呼ぶ可能性を秘めている。
長寿アニメとして国内で確固たる実績を築いてきた『サザエさん』が、アジア圏を足がかりにどのようなグローバル展開を見せていくのか。
日本発・生活密着型アニメの海外進出は、日本文化を伝える新たなフェーズに突入したと言えそうだ。

