低迷ペイサーズが意地の大金星 昨季ファイナル再戦で王者サンダーを敵地撃破
【©️Indiana Pacers】
今季イースタン・カンファレンス下位に沈むインディアナ・ペイサーズが、強烈なインパクトを残した。現地時間1月23日、敵地ペイコム・センターで行われたオクラホマシティ・サンダー戦で、昨季NBAファイナルの再戦となる一戦を117-114で制し、ディフェンディング・チャンピオンから価値ある白星をもぎ取った。
3連敗中、10勝35敗でイースト14位と苦戦が続くペイサーズに対し、相手は昨季ファイナルで第7戦までもつれ込む激闘を演じた因縁の王者。昨年10月の開幕戦では2度の延長戦の末に敗れていただけに、リベンジへの思いも強かった。
タイリース・ハリバートン(アキレス腱断裂)をはじめ、主力を複数欠く厳しい台所事情の中で迎えた試合だったが、ペイサーズは序盤から集中力の高い戦いを披露する。チェット・ホルムグレンに先制点を許すも、直後にアーロン・ニスミスがレイアップで応戦。アンドリュー・ネムハードの3ポイントで逆転すると、その後は一度もリードを明け渡さず、試合を主導した。
後半、サンダーのエース、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが圧巻の個人技を発揮。後半だけで29得点、計47得点を叩き出し猛追したが、ペイサーズは冷静な試合運びで逃げ切りに成功。敵地で王者撃破という大金星を挙げた。
勝利の立役者はネムハード。
27得点7リバウンド11アシストのダブルダブルでゲームをコントロールし、攻守でチームをけん引した。さらに、昨季ファイナルをケガで欠場していた3年目のジャレス・ウォーカーが自己最多26得点と躍動。パスカル・シアカムも21得点6リバウンド6アシストと存在感を示し、ニスミス、マイカー・ポッターも二桁得点・リバウンドで勝利を支えた。
この勝利でペイサーズは11勝35敗としたものの、依然としてプレーイン圏外。しかし、王者を倒した一戦は、低迷するチームが秘めるポテンシャルを改めて示す結果となった。


