ONE Fight Night 39で元修斗女王・澤田千優が別格の強さを証明!無敗の柔術黒帯を封じ込め、貫禄の判定勝利で3連勝

2026.1.24

【©️ONE Championship 】

元修斗女子アトム級女王の澤田千優選手(IDEA ASAKUSA/team AKATSUKI)が、その実力差をまざまざと見せつけた。1月24日、タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された『ONE Fight Night 39』女子アトム級MMAで、澤田選手はナタリー・サルチェード(米国)に判定3-0で快勝。無敗を誇る柔術黒帯の挑戦者を終始コントロールし、ONEでの連勝を3に伸ばした。


 

澤田選手はレスリングをバックボーンに持ち、修斗初代女子アトム級王者に輝いた実績を誇る実力者。2023年2月のONEデビュー戦を一本勝ちで飾ると、順調に白星を重ねたが、昨年1月に中国のメン・ボーに判定負けを喫しプロ初黒星。しかしその後は立て直し、7月のマカレナ・アラゴン戦、11月の日本大会での平田樹戦と連勝し、再び上昇気流に乗っていた。

一方のサルチェードは柔術黒帯の寝技師。

Invicta FCでプロデビューして以来4戦無敗、

ONE初戦でも一本勝ちを挙げるなど、極めの強さを武器に勢いに乗る存在だった。

しかし、ゴングが鳴ると試合は澤田選手の掌の上で進んだ。

1ラウンド、サルチェードは引き込みを狙いグラウンドに持ち込もうとするが、澤田選手は距離管理を徹底。スタンドを主戦場に定め、的確なジャブと左の強打で主導権を握る。グラウンドでも不用意に付き合うことはなく、逆にアームロックを仕掛けるなど、余裕すら感じさせる展開を見せた。

2ラウンドに入っても流れは変わらない。

澤田選手はパンチでダメージを蓄積させ、終盤にはテイクダウンからトップを奪取。

パウンドやヒザ蹴りを織り交ぜて攻め立て、サルチェードの反撃を許さない。

足関節を狙われる場面もあったが、冷静に対処し危なげはなかった。

最終3ラウンド、さらに完成度の高い試合運びを披露。

サルチェードが踏み込む瞬間にジャブを合わせ、距離が開けば左オーバーハンドを叩き込む。首投げやダブルレッグでテイクダウンを奪っても、無理にグラウンド勝負には持ち込まず、徹底して“勝ち筋”を外さない。

王者経験者らしい判断力と落ち着きが際立った。

 

判定は文句なしの3-0。

無敗の柔術家を相手に、スタンド・組みの両局面で上回る完封勝利だった。

ONEでの3連勝となり、その存在感と安定感で、女子アトム級戦線において一段上のステージに立っていることを証明した。