山口達也氏 免許更新講習を報告「生きた心地のしない2時間」ににじむ再生への覚悟

2026.1.9

【山口達也さん公式Xより画像】

TOKIOの元メンバー・山口達也氏(53)が

8日夜、自身のX(旧ツイッター)で

自動車運転免許証の更新講習を受けたことを明かした。

その言葉の端々からは、過去の過ちと真正面から向き合い、

社会の一員として責任を果たそうとする強い覚悟がにじみ出ていた。


 

「運転免許再取得後、初めての更新。2時間の講習を受けます」。

そう書き出した山口氏は、「更新忘れからの失効」「飲酒運転による取消」という説明が出るたびに、自身の過去を思い起こし、「勝手に心臓がバクバクしていた」と率直な心境を吐露した。決して軽くない時間だったことは、「生きた心地のしない2時間でした」という表現からも伝わってくる。

山口氏は2018年にアルコール依存症の治療のため入院し、その後も通院治療を継続。2020年には酒気帯び運転で摘発されるなど、社会的にも厳しい現実と向き合うことになった。しかし逃げることなく、自身の問題を公に認め、2023年には依存症の当事者として講演活動を行う会社を設立。現在も治療を続けながら、自らの経験を語り続けている。

今回の免許更新講習は、単なる手続き以上の意味を持つ出来事だったと言える。

過去を忘れることなく、ルールの重みを再確認しながら、一つひとつを自分の足で乗り越えていく。その姿勢は、派手な復帰や言葉巧みな自己正当化とは無縁だ。

過ちを犯した人間が、どう生き直すのか。

その問いに対し、山口達也氏は声高に語るのではなく、日常の行動で答えを示し続けている。免許更新という当たり前の出来事に緊張と覚悟を重ねる姿は、再生とは何かを静かに考えさせるものだった。

【文:高須基一朗】