遂に動いた世紀の一戦!井上尚弥vs中谷潤人「5・2東京ドーム」決定的 勝者でさえ無傷ではいられない“残酷すぎる頂上決戦”

2026.1.8

ついに、その日が具体的に浮かび上がった。
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥選手とWBA&WBC&WBO同級1位・中谷潤人選手の日本ボクシング史上屈指のビッグマッチが、5月2日に東京ドームで開催される見通しとなったと、米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」が報じた。


 

これまで「時期未定」「構想段階」とされてきた一戦は、WBCのマウリシオ・スライマン会長がメキシコでの取材対応で「5月、東京ドーム」と明言したことで一気に現実味を帯び、ついに“日程”という輪郭を持って動き出した。

海外では当初、メキシコの祝日「シンコ・デ・マヨ」に合わせた5月5日開催説も流れたが、東京ドームの現段階での使用状況から5月2日が最有力と判明。

球場では同月3日からプロ野球、4日〜6日に巨人―ヤクルト戦が予定されており、その狭間に“日本ボクシング史の到達点”が組み込まれる形となる。

井上選手はスーパーバンタム級4団体統一王座を保持したまま迎える大舞台。

一方の中谷選手は、勝てば4階級制覇という金字塔が懸かる。

少なくとも3つ以上の主要タイトル戦が組まれる可能性もあり、

興行規模、注目度ともに“規格外”だ。

だが、この一戦には、華やかさと同時にどうしても拭えない残酷さがつきまとう。

それは・・・「どちらが勝っても、もう一方には必ず黒星が刻まれてしまう」という現実だ。

無敗神話を積み重ね、世界の頂点に君臨する井上選手。

同じく圧倒的な内容で階級を駆け上がってきた中谷選手。
日本が誇る2人の“完成形”が激突するがゆえに、このカードは「勝者だけでなく、敗者もまた評価される」試合である一方、日本ボクシング界にとっては、あまりにも惜しすぎる黒星が必ず生まれてしまう戦いでもある。

昨年5月、井上は東京ドームでルイス・ネリを相手に劇的な逆転KOを演じ、4万3000人を熱狂させた。今回は外野席開放も検討されており、前回を超える観客動員も現実味を帯びる。

昨年12月27日、サウジアラビア・リヤドで同じ興行に出場した両者は、ともに“前哨戦”を勝利で突破。試合後、井上はフェザー級挑戦の可能性に含みを持たせつつも、「自分から呼びかけた。やる気は十分」と、中谷との対戦を明言した。

運命は、もはや後戻りできないところまで来ている。
日程が明らかになった今、この一戦は“構想”ではなく現実だ。

歓喜と同時に、必ず生まれる敗者の存在。
それでも見届けずにはいられない―
日本ボクシング史上、最も美しく、最も残酷な頂上決戦が、

5月2日、東京ドームで幕を開ける。