高梨沙羅選手 ナイキが選んだ理由─雪山で放たれた“世界基準”の存在感!! 五輪を控えた一枚が示す、トップアスリート×ファッションアイコンの現在地
2026.1.4
ノルディックスキー・ジャンプ女子の
第一人者・高梨沙羅選手が、あらためてその“別格ぶり”を印象づけた。
自身のインスタグラムに投稿した
雪山での最新ビジュアル・ショットが大きな反響を呼んでいる。
高梨選手が身にまとっているのは、世界的スポーツブランド・ナイキと、パリを拠点とする気鋭ブランド「ジャックムス」によるスキーコレクション。
サングラスにパステルカラーのウエアを合わせ、雪山を背景に車の後部へ腰掛ける姿は、競技写真という枠を軽々と超え、ハイファッション誌の1ページを思わせる完成度だ。
注目すべきは、その“自然体の説得力”だろう。
作り込まれたポージングではなく、雪と向き合ってきたアスリートだからこそ成立する佇まい。機能性と美しさを両立させるナイキの哲学と、高梨が長年体現してきた競技者としての美意識が、違和感なく重なり合っている。
高梨選手が今、アスリートとしてだけでなく、グローバルブランドにとっても象徴的存在であることを物語る。
一方で競技面も順調そのもの。
1日にドイツ・オーベルストドルフで行われたワールドカップ個人第12戦では5位に入り、2月開幕のミラノ・コルティナ冬季五輪へ向けて着実に状態を上げている。
雪上では結果で語り、雪山の外ではスタイルで語る。
ナイキとのコラボレーションは、高梨沙羅の“人気”を示すものではない。
世界が彼女を選び続ける理由を、静かに、
しかし雄弁に証明するワンシーンと言える。
【文:高須基一朗】

