鹿島学園が17大会ぶりの快進撃 PK先制から3発快勝、尚志も堅守で4強入り【全国高校サッカー】

2026.1.4

【©鹿島学園

冬の大舞台で、長年の沈黙を破る歓喜の瞬間が訪れた。

サッカーの第104回全国高校選手権大会は4日、浦和駒場スタジアムとUvanceとどろきスタジアムで準々決勝を実施。鹿島学園(茨城)が興国(大阪)を3―1で退け、

実に17大会ぶりとなる準決勝進出を果たした。


 

試合の主導権を握ったのは鹿島学園だった。前半17分、ゴール前で得たPKの好機。

キッカーを務めた清水朔玖が落ち着いてゴール中央へ蹴り込み、均衡を破る先制点を奪った。勢いに乗ったチームは攻守にわたり集中力を切らさず、強豪・興国を相手に主導権を譲らない展開を貫いた。

試合を重ねるごとに増す一体感と、粘り強さ。

追加点を重ねた鹿島学園は、全国の舞台で久しく遠ざかっていた4強の座をついに手中に収めた。

ピッチに鳴り響いた歓声は、積み重ねてきた努力の証そのものだった。

一方、尚志(福島)も堅守速攻の真骨頂を発揮した。

帝京長岡(新潟)との一戦は終始緊迫した空気に包まれたが、

要所を締める守備で相手の反撃を封じ、1―0で勝利。

2018年度大会以来となる準決勝進出を決め、再び全国の頂点を視界に捉えた。

勝負の世界において、結果は時に残酷だ。

しかし、この日のピッチでは、

信念を貫いたチームだけが次の景色を見る権利を手にした。

準決勝では、若き選手たちのさらなる覚醒と新たなドラマが期待される。