井上兄弟が“日本ボクシングの頂点決戦”を東京ドームへ 尚弥―中谷、拓真―井岡のダブル世界戦 歴史的興行が5・2決定

2026.3.6

【©️Lemino】

日本ボクシング界の勢力図を揺るがす“頂上決戦”が、ついに実現する。

4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥選手(32=大橋)が

5月2日、東京ドームで防衛戦を行い、

元3階級制覇王者の中谷潤人選手(28=M・T)と

対戦することが6日、正式発表された。

 

さらに同興行では、

WBC世界バンタム級王者の井上拓真選手(30=大橋)が、

元5階級制覇王者の井岡一翔選手(36=志成)と激突。
日本ボクシング界を背負うトップ戦線の主役

4名が一堂に会するダブル世界戦として開催される。


▪️日本ボクシング史上屈指の「国内頂上決戦」

今回のメインイベントとなる尚弥―中谷戦は、単なる世界戦ではない。

世界的権威を持つボクシング専門誌「ザ・リング」が発表するPFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングで、

井上尚弥:2位

中谷潤人:7位

と、世界トップ10に入る日本人同士の対決。

PFP上位ランカー同士が日本国内で拳を交えるのは極めて異例で、海外メディアからも「スーパーファイト」として注目されている。

 

▪️約束の舞台は東京ドーム

両者の対戦は、突然浮上したものではない。

2025年3月のボクシング年間表彰式で、井上は公の場で中谷へこう呼びかけていた。

「1年後、東京ドームで日本ボクシングを盛り上げよう」

その言葉に中谷も応じ、握手を交わして“1年後の決戦”を約束。

同年12月にはサウジアラビア・リヤドで開催された興行で初共演し、互いに勝利。
両者とも無敗記録を維持したまま対戦機運を高めてきた。

そして今年2月、両陣営が最終交渉で合意。
約束された東京ドーム決戦がついに実現する。

 

▪️兄のメイン、弟の王座戦“井上兄弟の興行”

この大会のもう一つの軸が、井上兄弟による世界戦だ。

弟の井上拓真選手は、初防衛戦で井岡一翔選手と対戦。
日本ボクシング界のレジェンドの一人である井岡選手が、

6階級制覇の夢を懸けて挑む可能性もある注目カードとなる。

兄・尚弥選手がメインイベント、弟・拓真選手が世界戦。
日本ボクシング史上でも例のない“兄弟主軸興行”となる。

東京ドームでボクシングが開催されること自体、特別な意味を持つ。

かつて同会場では、伝説的ヘビー級王者の
マイク・タイソン
がメインイベントを務め、世界的話題となった。

井上尚弥選手は2024年のネリ戦に続き、2度目の東京ドームメイン。
タイソンと並ぶ記録でもある。

PFPトップクラスの日本人同士の対決。
井上兄弟の同時世界戦。
そしてドームという巨大舞台。

5月2日、日本ボクシング史の新しいページが開かれる。