【©️TOBE】

芸能プロダクション「TOBE」と大手音楽会社ポニーキャニオンが、

新たな音楽レーベル「RED ON（レッド・オン）」を共同設立した。

株式会社TOBEが20日のお昼12時と同時に公式サイトで発表したもので、

同レーベルには北山宏光さんが所属アーティストとして移籍することも明らかになった。

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エンターテインメント業界の再編が進む中で打ち出された今回の新レーベル設立は、

単なる業務提携にとどまらない。

表現者主導の音楽活動をより強く打ち出す“拠点”としての役割を担うことになりそうだ。

TOBE代表取締役の滝沢秀明氏は、レーベル名に込めた意味について「“RED”にはResonance（共鳴）、Expression（表現）、Destiny（運命）という想いを込めた」と説明。「音が響き合い、人の心を動かし、新たな運命が切り開かれていく。その交差点となる場所として『RED ON』を立ち上げた」とコメントしている。

その象徴的存在となるのが北山宏光さんだ。

滝沢氏は「『RED ON』は、北山宏光にとって新たな挑戦のステージ」と位置づけ、

「これまで積み重ねてきた経験に、新しい刺激と出会いを重ねながら、より自由に、より深く、自身の音と言葉を響かせていく未来を共に創っていきたい」と期待を寄せた。

北山さんの今後については、2026年春から連続リリースを予定しており、本格始動に向けた準備はすでにスタート。あわせて新たなアーティストビジュアルも公開され、ソロアーティストとしての次章を印象づけている。

北山さんは2023年8月末に「Kis-My-Ft2」を脱退し、旧ジャニーズ事務所を退所。

同年9月にTOBEへの参加を発表し、11月にはソロデビューを果たした。

グループ活動を経て培った表現力を武器に、

新たな環境でどのような音楽を提示していくのか。

レーベル設立と所属アーティストの再スタートが同時に打ち出された今回の発表は、TOBEにとっても、北山宏光さんにとっても“次のフェーズ”への明確な意思表示と言える。