各国が本気モード突入 スター選手の参戦表明相次ぎ、WBC2026は過去最大級の豪華大会へ
パドレスの主力メンバの1人フェルナンド・タティスJrも出場を表明
【©️San Diego Padres,】
2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、メジャーリーグのスター選手たちが続々と参加を表明し、早くも“史上最高の激戦”を予感させている。
フロリダ州オーランドで開かれているウインターミーティングでは
9日(日本時間10日)、出場各国の監督が一堂に会し、
各代表が優勝を本気で目指す豪華な布陣である点が次々と明らかになった。
■ ドミニカ共和国は主砲タティスJr.&マチャドが参戦
米「FOXスポーツ」によると、ドミニカ共和国はパドレスのフェルナンド・タティスJr.、マニー・マチャド、さらにレッズの超新星エリー・デラクルーズが出場へ。
2013年大会を制した強豪ながら近2大会は結果が残せていないドミニカだが、
今年はアルバート・プホルス新監督の下で王座奪還に照準を合わせる。
■ プエルトリコはアレナドらMLBスターが名乗り
MLBスペイン語版公式Xの報道では、プエルトリコ代表にノーラン・アレナド(カージナルス)、ジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ)、ライリー・グリーン(タイガース)が参加を希望。
例年以上にメジャーの中核選手が揃うことで、同国の戦力は一気に厚みを増している。
■ 準優勝の米国は主力級投入で“リベンジ態勢”
前回大会で日本に敗れ準優勝だった米国代表は、ナ・リーグ2冠王のカイル・シュワーバーをはじめ、ドジャースの正捕手ウィル・スミス、オリオールズのガナー・ヘンダーソンらが出場を確定。
「タイトル奪還」へ向けて、スター選手の積極的な参戦はチームの本気度を象徴している。
■ 前回大会で世界王者の日本代表は大谷選手のみ確定
井端監督「MLB側の返答を待っている」
一方の日本代表は、現時点で参加が決まっているメジャーリーガーは大谷翔平(ドジャース)のみ。侍ジャパンの井端弘和監督は取材に対応し、「その他の日本人メジャーリーガーはMLBの返事待ち」と慎重な姿勢を示した。

