海人選手、元GLORY1位ケールに雪辱!右ストレートでダウン奪い完全勝利

2025.11.25

【海人選手・公式Instagramより画像】

2025年11月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025』。メインイベントに登場した海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者)が、元GLORY世界ライト級1位エンリコ・ケール(ドイツ)との再戦で劇的な勝利を収めた。


 

試合は70.0kg契約、エキスパートクラス特別ルール3分3R延長無制限で行われ、

ジャッジは3者とも海人選手を支持。

スコアは30-27、30-26×2での判定勝ちとなった。

海人選手は今年6月、ケールに判定で敗れキャリア初の2連敗を喫していた。

しかし10月大会で元ラジャダムナン1位ペットマイを圧倒し再起。

迎えたケール戦では、1R開始早々、ローキックと三日月蹴りで距離を取りつつ、

相手の蹴り足を掴んで右ストレートを炸裂させダウンを奪取した。

2Rではケールの左ストレートに対し、海人選手は左フックでカウンターをヒット。

さらに近距離でのヒザ蹴りをボディに突き刺し攻勢を維持。

3R、前進してくるケールに対し、海人選手は左ボディ打ちや

ロープ際の右ストレートで応戦し、リズムを崩させなかった。


試合後、海人選手は

「前回の敗戦から今回の勝利まで、納得できるものではありません。

次は完全決着をつけたいです。世界最強を目指し、本格的に挑戦していきます」

と決意を語った。

敗れたケールも

「1Rのダウンはスリップでした。次はタイトルをかけて再戦したい」

と前向きなコメントを残している。