ヤクルト村上宗隆選手、メジャー移籍へ動き出す!複数メジャー球団が獲得に大きな関心、交渉は12月23日まで
2025.11.9

ヤクルトは8日、村上宗隆内野手(25)がメジャーリーグ移籍を目指し、
ポスティングシステムの申請を行ったと発表した。
申請は米大リーグ機構に通知され、全30球団に
「契約可能選手」として公示された。
交渉期間は米東部時間12月22日午後5時までで、
日本時間では翌23日午前7時までとなる。
大リーグ公式サイトによれば、
ヤンキース、メッツ、
マリナーズ、フィリーズ、
ジャイアンツ、レッドソックスなどが獲得に関心を示している。
米メディアの予想契約総額はいずれも日本人野手の歴代最高額に達する見込みだ。
昨季、村上は右脇腹の負傷により前半戦を欠場したが、復帰後56試合で22本塁打、打率.273、47打点を記録。3年契約の最終年を終えた。9月28日の本拠地最終戦ではファンの声援に感謝の意を示し、シーズン終了後には「ポスティングで球団が決まった時にまた話したい」と意欲を語っていた。
ポスティング申請により、譲渡金を支払う意思のある全球団と交渉可能となる。大リーグ公式サイトは村上を「日本からの純粋な長距離砲」と位置づけ、松井秀喜以来20年以上ぶりの挑戦として注目している。交渉は田中将大らを担当した代理人、ケーシー・クロース氏が担当する予定で、クリスマス前までに移籍先が決まる見通しだ。
今オフは、そのほかにも巨人・岡本選手、西武・高橋選手もポスティングでのメジャー移籍を目指す。
申請期間は12月15日までで、そこから45日間が交渉期間となる。
また西武・今井も球団がポスティングを容認する方向で最終調整中だ。
楽天・則本やソフトバンク・有原もメジャー挑戦を視野に動いており、
今オフは日本人選手の海外挑戦が、過去最大数となる見込みだ。
