ダウンタウン、2年ぶり活動再開の配信サービス「ダウンタウンプラス」11月1日スタート 松本人志さんが切り拓く新たなお笑いの舞台

11月1日、ダウンタウンによる新たな配信サービス「ダウンタウンプラス」がサービスを開始する。事前登録は10月24日からスタートしており、公開された予告動画も大きな注目を集めている。
「ダウンタウンプラス」は、松本人志さんが2024年1月の芸能活動休止から約2年ぶりに芸能活動の復帰する場としても注目される。
松本さんはこれまでテレビの複数番組に出演するだけでなく、Prime Videoで2016年に配信番組「ドキュメンタル」をヒットさせるなど、早くから配信向けコンテンツに注力してきた実績がある。
浜田雅功さんもテレビで多数の番組の顔として活躍しており、二人が本気で取り組む配信サービスという点で、社会的な反響は必至だ。
▪️松本人志さんが生配信で過去の『文春砲』騒動にどう言及するか!?
注目は11月1日21時から行われる松本人志さんの単独生配信だ。
松本さんが芸能活動を休止するきっかけとなった週刊文春報道や裁判について、どのように言及するのかが関心を集めている。過去には弁護士を通じて謝罪コメントを発表しているものの、本人の口から直接説明される機会はこれまでなかった。
24日に公開された「大喜利GRAND PRIX」の動画では、松本さん自身が騒動をネタに笑いに変える場面も。生配信ではどのようなテンションでファンに向き合うのか、ファンの支持を左右する重要なポイントとなる。
▪️配信サービスとしての早期会員獲得が鍵
「ダウンタウンプラス」は月額1,100円、年額11,000円のプランで提供される。会員数が1万人であれば月の収益は1,100万円、10万人であれば1億1,000万円に達するため、早期に目標会員数を達成できるかがサービス成功の重要な指標となる。
配信サービスの運営には人件費やシステム費用などの固定費が伴うため、初期の会員獲得は収益面だけでなく、今後のオリジナル番組制作や出演者ギャラにも直結する。松本さんと浜田さんのネームバリューに加え、既存のYouTubeチャンネル13万人、Xアカウント19万フォロワーの影響力も追い風となるだろう。
▪️人気芸人の出演拡大が成功の鍵
「ダウンタウンプラス」には過去の映画作品に加え、4つのオリジナル番組がラインナップされ、既に多数の人気芸人の出演が発表されている。今後、出演者の幅が広がり、視聴者が「契約してでも観たい」と思うコンテンツが増えれば、会員増加につながることは間違いない。
配信サービスはテレビとは異なり、コアなファンの支持が直接収益に結びつく構造。そのため、多くの芸人にとっても出演のメリットは大きく、松本さんが切り拓く新しいお笑いの舞台として、長期的なサイクル形成が期待される。
▪️日本お笑い界もの新世界のネットへ
これまで日本のお笑いは地上波テレビが中心だった。しかしNetflixやPrime Videoなどで独自の番組が配信される現状を踏まえると、徐々にネットへシフトしている。
「ダウンタウンプラス」の登場は、その流れに拍車をかける存在となるだろう。
松本人志さんが率いるこの配信サービスは、単なる芸能復帰の場にとどまらず、日本のお笑いの新たな可能性を示すものとなりそうだ。
11月1日のサービス開始と生配信は、お笑いファンだけでなく、日本中のメディア全体が注目するイベントになることは間違いない。
