日本ハムが劇的逆転でCSファイナル進出決定!新庄監督が導いた2年連続の快進撃
8回2死からレイエスが放った値千金の2点打、救援陣は無失点リレー
【日本ハム公式インスタグラムより画像】
運命を分けたのは、わずか一球だった。
10月12日、エスコンフィールド北海道で行われたパ・リーグ クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦。
日本ハムファイターズがオリックス・バファローズを
5-4で下し、2連勝でファイナルステージ進出を決めた。
2年連続の快挙だ。
■レイエスが決めた、2死からの執念打
試合を決めたのは8回裏。2死一、二塁の場面で打席に立ったのは3番・レイエス。カウント2-1からの4球目、鋭い打球がライトフェンスを直撃。走者二人が一気にホームを踏み、スタンドは総立ちとなった。
「チームのために打てて最高。みんなの気持ちが乗っていた」とレイエスは満面の笑みを見せた。
■救援陣が見せた“ゼロ継投”
先発・北山が3回途中で4失点を喫した後、救援陣が踏ん張った。金村、玉井、上原、そして9回を締めた齋藤の4人が、粘り強く無失点リレーを展開。新庄剛志監督は「ピッチャー全員が頼もしい。守りの野球で勝ち切れた」と称賛した。
■清宮&水谷が流れを呼び込む
打線では、清宮幸が2点タイムリー三塁打で反撃の口火を切り、水谷が同点打で試合を振り出しに戻すなど、若き打者たちが躍動。1番・万波、2番・松本剛、3番・レイエスと続く上位打線が終盤にかけてチャンスを演出し、チーム全体が「繋ぐ野球」を体現した。
■次戦、ファイナルステージはソフトバンク戦へ
この勝利で、日本ハムは15日(水)から始まるファイナルステージ(みずほPayPayドーム)に駒を進める。対戦相手は1勝のアドバンテージを持つソフトバンク。
「ここからが本当の勝負。みんなで最高の景色を見に行く」と新庄監督は力強く語った。