新守護神! 佐々木朗希投手、覚醒の3回完全救援 ド軍を地区S突破へ導く完璧リレー!
「異次元の投球」にロサンゼルス熱狂! 大谷選手も賛辞「頼もしすぎる」
【©️Los Angeles Dodgers,】
米大リーグ地区シリーズ第4戦(9日=ロサンゼルス)。
ドジャースが延長11回、劇的なサヨナラ勝ちでフィリーズを2―1で下し、
3勝1敗で地区シリーズ突破を決めた。
この勝利の立役者となったのは、若き剛腕・佐々木朗希投手(23)。8回から登板した佐々木は、3イニングを完全投球。最速162キロの直球と切れ味鋭いフォークで、
敵軍の強力打線をチカラでねじ伏せた。
▪️圧巻の「完全救援」 佐々木の球が試合の流れを変えた
ドジャースがわずか1点を追う7回裏、同点に追いついた直後の8回。
ここで登板を告げられたのが佐々木郎希投手だった。
強打者3人を迎えるタイミングで、起用されたことで、監督の絶大な信頼を勝ち得ているのが窺い知れた。
わずか8球で3者凡退。
続く9回も、テンポよくアウトを重ねて再び3人斬り。
延長戦に突入しても勢いは衰えず、10回も完璧な投球でフィリーズに一切の反撃を許さなかった。
3回36球、無安打無失点、被走者0。
まさに「完全救援」と呼ぶにふさわしい内容で、
ポストシーズンの緊迫した場面にも動じない精神力を示した。
▪️「ロウキ・モード」全開 MLB公式も称賛「この舞台でも支配的」
MLB公式サイトは試合後、「この舞台でも支配的だった」と佐々木を絶賛。米メディアも「ドジャースのブルペンを一変させる存在」「若き日本の怪物がついに覚醒」と相次いで報じた。
ドジャースのロバーツ監督も「彼の落ち着きと球質の鋭さは、まだ23歳とは思えない。今日は完全に試合を支配していた」と舌を巻いた。
▪️大谷も「頼もしすぎる」日本人コンビで掴んだ地区S突破
打撃では苦しんだ大谷翔平選手(4打数無安打)も、試合後のロッカールームで笑顔を見せた。
「朗希がマウンドに上がった瞬間、チームの雰囲気が変わった。あの静かな闘志とボールの伸びは本当に頼もしい」
勝負を決めたのは延長11回、相手の悪送球によるサヨナラ劇だったが、試合の流れを手繰り寄せたのは間違いなく佐々木郎聴希選手の存在だった。
▪️「覚醒」の先に見える明るい未来
メジャー初年度ながら、すでにポストシーズンでチームの信頼を
完全に勝ち取った佐々木朗聴̳希投手。
レギュラーシーズンでは課題だった制球面も安定し、
今シリーズではメジャーの速いテンポにも対応しており、
抜群のリズムで投球を組み立てている。
「自分のボールを信じて投げるだけです」と本人は淡々と語るが、
その姿には貫禄すら漂う。
ドジャースは3勝1敗で地区シリーズを突破。
次なる舞台はリーグ優勝決定シリーズとなる。