松井秀喜氏、再びヤンキースタジアムのマウンドへ ピンストライプ姿で沸かせた“完全ストライク”の一球
2025.10.9
【©️new york yankees,】
ニューヨークのヤンキースタジアムが、再び松井秀喜の名を叫んだ。現地時間10月8日(日本時間9日)に行われたア・リーグ地区シリーズ、ヤンキース-ブルージェイズ戦の始球式に、松井秀喜氏(50)が登場。
現役時代の象徴でもあるピンストライプのユニホーム姿でマウンドに立ち、見事なストライク投球を披露した。
スタジアムDJの紹介とともにベンチから姿を現すと、観客席は総立ちに。
両手を掲げて応える松井氏に、かつての本拠地は大歓声で応えた。
捕手役を務めたエスカラ選手のミットめがけて放たれたボールは一直線にストライクゾーンへ。
捕球の瞬間には、エスカラも思わず笑顔で親指を立て、球場全体が拍手に包まれた。
試合前の短い時間ながら、その存在感は健在だった。2009年のワールドシリーズで日本人初のMVPを獲得した“ゴジラ”が、再びヤンキースタジアムのマウンドで輝いた瞬間。現地ファンからはSNS上で「ナイスピッチ!」「今もヤンキースの誇り」といった声が相次いでいる。