山本由伸投手、地区シリーズ第3戦でポストシーズン初黒星 4回途中3失点で降板

2025.10.9

【©️Los Angeles Dodgers,】

ロサンゼルス=8日(日本時間9日)

ドジャースの山本由伸投手(27)は、

地区シリーズ第3戦のフィリーズ戦に先発したが、

4回0/3を投げ6安打3失点で降板し、

ポストシーズン通算6試合目で初黒星を記録した。

 

山本投手は試合後、「立ち上がりは落ち着いて投げられましたが、4回に先頭打者にホームランを許し、3点を失いました。最少失点で抑えられれば試合の流れは変わったかもしれません」とコメントした。

序盤は安定した投球を見せ、3回まで無安打無失点でアウトを効率的に重ね、わずか36球でイニングを終えた。しかし、4回に先制点を許す場面が訪れる。フィリーズのエドマンに先制ソロ本塁打を浴びた直後、シュワバーにもソロ本塁打を許し、同点とされた。さらに、ハーパーの左前打とボームの中前打により、ハーパーが三塁に進塁。その後、中堅手パヘスの送球ミスも重なり、ハーパーが勝ち越し点を挙げた。

続くマーシュの左犠飛により、この回で合計3失点となった。

この1イニングでの3失点は、山本投手にとって今季8月以来の記録となった。序盤の投球は安定していたものの、重要な場面での失点がチームの逆転を許す結果につながった。

試合はその後、後続投手カーショーも5失点を喫し、ドジャースは1−8でフィリーズに敗れた。