大谷翔平選手がキャリア・ハイの55号も栄冠タイトルにあと一歩届かず…本塁打王3連覇ならず
2025.9.29
米大リーグを代表するスーパースター、大谷翔平(ドジャース)が、シーズン最終戦で意地の一発を放った。28日(日本時間29日)のマリナーズ戦で7回、自己最多を更新する55号ソロを叩き込んだが、ナ・リーグ本塁打王争いではフィリーズのシュワーバー(56本)にわずか1本届かず、3年連続のタイトルはならなかった。
55本塁打、102打点、打率.282、さらに20盗塁をマーク。
文句なしの圧倒的な数字を残したにもかかわらず、
大谷選手の胸中には“あと1本”という悔しさが去来する。
二刀流として臨んだ今季、投手としても復帰し14試合に先発。
先発で出場の前半戦は少ない回を調整を含めて登板し、
後半は、手術前と変わらぬ制球力と球速で
メジャー屈指のスラッガーたちを相手に
投手としての実力をあらためて示した。
1勝1敗、防御率2.87と限られた登板ながら素晴らしい結果と言える。
チームは地区優勝を決め、最終戦はカーショーの引退登板で花を添えた。
レジェンド左腕は4安打無失点で今季11勝目を挙げ、
通算223勝でキャリアに区切りをつけた。
ドジャースは6連勝でシーズンを締め括った。
30日から始まるワイルドカードシリーズは、本拠地でレッズと対戦する。