【©️Oklahoma City Comets】

右肩の故障で戦列を離れていたドジャースの佐々木朗希投手が、

ついにメジャー復帰へ向けて現実味を帯びてきた。

ただし、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は

「ロウキは良かったが、今はまだ慎重に進めたい」と、

即座の起用については慎重な姿勢を崩していない。

 

21日（現地時間）のジャイアンツ戦後、指揮官は3Aオクラホマシティーで2度目の救援登板を無安打無失点で終えた佐々木について言及。「球のキレは素晴らしい。ただ水曜までは登板しない。復帰時期はアリゾナでの合流後に話し合う」と明かし、日本時間25日のダイヤモンドバックス戦での復帰が有力とした。

この日、佐々木投手は敵地タコマ戦で6回から6番手として登板。わずか8球で三者凡退に仕留め、最速は157.6キロを計測。三者目をスプリットで空振り三振に仕留めるなど、故障前と遜色ない投球を披露した。これで2度の救援登板は計2回無安打無失点、3奪三振1四球と安定感を見せている。

チームは22日にアリゾナ州フェニックスへ移動予定。

佐々木も3Aから合流し、首脳陣と今後の起用法を話し合う。

ロバーツ監督は「彼はチャンスを得るために必要なことはやってきた。ただし投げさせすぎないよう注意が必要」と語り、あくまで「テスト段階」であることを強調した。