国際親善試合のサッカー日本代表がアメリカ代表チームを相手に惨敗・・・成長の糧を強調

2025.9.10

長友佑都選手「自分に厳しく、さらに進化していく」

【©️JFA】

サッカー日本代表(FIFAランク17位)は9日(日本時間10日)、米国代表(同15位)と対戦し、0―2で敗戦した。

この試合でゲームキャプテンを務めたDF長友佑都選手は、結果を糧に「さらに強くなるためのきっかけにする」と前向きな姿勢を示した。

 

前半30分、日本は右サイドを崩され、FWゼンデハスに先制点を許した。長友が競り合った場面での失点となったが、「本番で同じ状況を防ぐための学びにしたい。まだまだ成長できる部分がある」と振り返り、課題を次へのステップとして捉えた。

 

後半は布陣を変更し、攻撃に転じたが追加点を奪えず。逆に19分に2点目を献上した。それでも長友は「米国の強度やスピードを肌で感じられたことは大きい。W杯に向け、どの相手にも負けない準備をしていきたい」と意欲を語った。

 

今回の米国遠征は1分け1敗、無得点と結果だけを見れば厳しいものとなった。

しかし長友選手は「優勝を目標に掲げている以上、全員が同じレベルで戦えるようにならないといけない。だからこそ、一人ひとりが成長する必要がある」と力を込めた。

さらに「自分に厳しく取り組むことでチーム全体を引き上げたい。こうした経験を乗り越えてこそ、ワールドカップでの頂点が見えてくる」とベテランらしく力強く総括。