原口元気選手がベルギー2部ベールスホットへ完全移籍 指導者への第一歩を見据え再び欧州挑戦
2025.9.9
【©️K Beerschot】
J1浦和レッズは8日に元日本代表MF原口元気(34)の
ベルギー2部・KベールスホットVAへの完全移籍を発表。
原口選手は5日に海外移籍を前提に浦和レッズのチームを離脱しており、
新天地が正式に決定した形となる。
昨年途中にドイツ・シュツットガルトから古巣浦和へ復帰した原口選手は、
今季21試合に出場。
ゴールこそなかったが、豊富な経験を還元しながらピッチに立ち続けた。
だが本人は「浦和で思い描いた姿を示すことができなかった」と悔しさを吐露。
「もう一度、自分が輝くために挑戦したい」と新たな一歩を踏み出す決断をした。
今回の移籍について、原口選手は「選手として価値があるこのタイミングでヨーロッパへ戻ることが、自分にとって最も良い選択」と語り、現役生活の延長線上に“指導者への道”を見据えていることも明かした。
将来的には欧州に拠点を置き、監督としても活躍することを目指す意向だ。
浦和ユースから昇格し、国内外でキャリアを重ねてきた原口にとって、今回の欧州再挑戦は選手生活の集大成であり、指導者への橋渡しでもある。