ドジャースの連敗を救った大谷翔平選手の快音! 菅野投手との宿命対決で2打席連発!待望9月での初勝利
2025.9.8
【©️Los Angeles Dodgers,】
米大リーグのロサンゼルス・ドジャースがついに連敗を止めた。
その立役者は、やはり“スーパースター”大谷翔平選手だった。
7日(日本時間8日)、敵地ボルティモアで行われたオリオールズ戦。大谷は「1番・指名打者」で先発出場すると、宿命のライバル・菅野智之投手とのメジャー初対決で2打席連発の本塁打を叩き込み、さらに3つの四球を選ぶなど、全打席で出塁する完璧な働きを見せた。
ドジャースは5対2で勝利し、悪夢の5連敗に終止符を打った。
試合の幕を開けたのは大谷の一振りだった。
第1打席、菅野投手のシンカーを力強く捉えると、打球は右中間スタンドへ一直線。
今季12本目となる先頭打者アーチで球団記録に肩を並べた。
さらに第2打席では、内角高めのフォーシームを完璧に仕留め、今度はバックスクリーンへ。
打球が消えていく瞬間、敵地ながら球場にはどよめきが広がった。
大谷選手と菅野投手の因縁は10年前、2015年6月のNPB時代までさかのぼる。その再戦がメジャーの大舞台で実現し、大谷選手が圧巻のパフォーマンスで決着をつけた形だ。
その後も大谷選手は投手陣を翻弄し続け、第3打席以降は勝負を避けられるかのように四球で歩き、結果として“全打席出塁”という圧巻の記録を残した。
投手陣も踏ん張った。
先発カーショーが5回1失点の好投を見せると、
リリーフ陣も最少失点で凌ぎ切り、9回にはベッツがダメ押しの犠牲フライ。
チーム全体が大谷選手の活躍に引き寄せられるかのように勝利をつかんだ。