ドジャース、サヨナラ負けで地区最下位相手に4連敗 大谷翔平選手は緊急二刀流出場も力投実らず
2025.9.6
【©️Los Angeles Dodgers,】
ドジャースは5日、ア・リーグ東地区最下位のオリオールズに敵地で痛恨のサヨナラ負け。9回2死から不振の守護神スコットが一発を浴び、パイレーツ3連戦に続く4連敗となった。「1番・投手兼DH」で緊急先発した大谷翔平投手(31)は、3回2/3を3安打無失点5奪三振と熱投。
打者としては3打数無安打1四球に終わり、
2試合連続で快音は響かなかった。
ベーブ・ルース生誕の地ボルティモアでの登板はエンゼルス時代の2023年5月以来2年ぶり3度目。3回には不運な内野安打と四球で2死一、二塁のピンチを背負ったが、ギアを上げてヘンダーソンを投ゴロに仕留めた。続く4回、先頭打者に二塁打を浴び、暴投で無死三塁と絶体絶命の場面。しかし最速101・5マイル(約163キロ)の直球とスイーパーを駆使して2者連続三振。魂の投球でピンチを切り抜け、敵地ながらスタンディングオベーションを浴びた。
予定されていた先発グラスノーが登板回避したことで、急きょ決まった“漢気登板”。
ロバーツ監督は「最も重要なのは翔平が気分がいいと感じていること。病み上がりではあるが、トレーナーや関係者全員が了承した」と説明。登板打診は試合開始5時間前だったが、大谷は即答でマウンドに立った。
しかし、その気迫の力投に打線は応えられなかった。
得点はフリーマンのソロ弾によるホームランでの・・・わずか1点のみ。
救援陣が最後に力尽き、大谷の好投も白星にはつながらなかった。
チームは地区最下位相手に屈辱の4連敗。
大谷選手の力投が報われなかった。