ドジャースがリーグ最下位のパイレーツ剛腕エースのポール・スキーンズ投手を攻略できず・・・痛恨の3連敗
2025.9.5
【©️Pittsburgh Pirates】
ナ・リーグ西地区首位を走るドジャースが思わぬつまずきだ。
日本時間5日、敵地PNCパークで行われたパイレーツ戦に3―5で敗れ、
まさかの同一カード3連敗。
優勝マジックは一旦消滅し、地区争い終盤で混戦の気配が漂ってきた。
▪️大谷選手は快音なく4戦ぶりノーヒット
「1番・DH」で先発出場した大谷翔平(31)は3打数無安打、1四球に終わった。
初回の打席では、今季サイ・ヤング賞候補にも挙がる剛腕ポール・スキーンズ(23)の159キロ高めストレートに空振り三振。
第3打席も同じく直球に差し込まれるなど、MLB屈指の若手右腕を攻略できなかった。
チーム打線も8回までわずか3安打と沈黙。
9回にムーキー・ベッツの15号ソロを皮切りに反撃を試みたが、あと一歩及ばなかった。
▪️対照的にドジャース先発投手のスネルが踏ん張れず
先発のブレイク・スネル(32)は5回を投げ90球、9安打5失点と苦しい内容。
3回には暴投をきっかけに失点を許すと、5回には1死満塁から走者一掃のタイムリーを浴び、試合を大きく崩した。
これでスネルは今季5敗目。ローテーションの柱として期待される左腕の不安定さが、チームの課題として浮き彫りになっている。
地区争いは混戦模様に
この日の敗戦で、2位パドレスとのゲーム差は「2」に縮小。
さらに、直接対決を7試合残す3位ジャイアンツにも自力優勝の可能性が復活した。安泰と見られていた地区制覇に黄信号が灯った格好だ。
ドジャースは6日からオリオールズとの3連戦に臨む。
敵地で迎える初戦には、巨人からMLBに挑戦中の菅野智之(35)が登板予定。