K-1新プロデューサーに須藤元気氏が就任!立ち技と総合格闘技の知見でK-1を改革へ

2025.9.3


【©️K-1】

K-1は3日、都内で緊急記者会見を開き、宮田充プロデューサーの退任に伴い、

須藤元気氏が新プロデューサーに就任することを発表した。

 

須藤氏はレスリング出身で、大学卒業後に渡米し、ビバリーヒルズ柔術クラブでMMAを学び、1998年6月に日本でプロデビュー。パンクラスやリングスを経て2002年にはUFCにも参戦した。『HERO’S』ではミドル級世界最強王者決定トーナメントで準優勝の実績を誇る。

また、須藤氏は2002年から『K-1 WORLD MAX』にも参戦。

立ち技の試合経験を積み、HEROSでの躍動や、山本“KID”徳郁選手との激闘も記憶に残るファイトでファンを魅了した。

バックハンドブローを武器にしたトリッキーな戦いぶりから“トリックスター”の異名を持ち、総合格闘技とキックボクシングの双方を経験した数少ない選手として知られる。

 

現役引退後は拓殖大学レスリング部監督として7度の最優秀監督賞を受賞。

俳優、作家、パフォーマンスユニット「WORLD ORDER」のリーダー、書家としても活動し、2019年7月の参議院議員選挙で初当選を果たし政治家としても活躍してきた。

2024年7月7日の『K-1 WORLD MAX』ではスペシャルアンバサダーを務め、前日会見では魔裟斗、ブアカーオ・バンチャメークと再会。

自身の豊富な現役経験と多彩なキャリアをもとに、K-1の新時代を牽引する役割が期待される。

また、5つのマニフェストを発表

 

①K-1大会の試合数を減らす(現在のように若い選手が簡単に出られるのではなく、厳選した選手で10試合程度の興行にする)

②契約形態をもう少し緩いものにする(ワンマッチ契約も含めて、より多くの団体の選手が出られるように、また他団体のリングにも出やすくする)

③日本人トーナメントの来年開催(2によって他団体の強豪も出場しやすくなる)

④多様なキャラクター求む(かつてあった“モンスター路線”の復活)

⑤立ち技は立ち技、寝技は寝技の大会で分ける(9・7代々木第二体育館大会ではHERO’Sルールの試合が混在しているが、HERO’S単体の興行を行い、RIZINとの対抗戦なども検討する)

 

実現に向けて須藤元気氏が走り出す。