朝倉海選手が金原正徳氏の指導受けUFC再起へ 階級見直しも視野

2025.9.3


朝倉海選手のYouTubeで公開*画像をタップすると動画へ】

米国UFCで2連敗中の朝倉海選手が、

元SRCフェザー級王者でRIZINでも活躍した

金原正徳氏の指導を受けることが明らかになった。

2日、朝倉海選手のYouTubeチャンネルで配信された動画で、

両者のトレーニングに関するやり取りが公開された。

 

動画内で金原氏は、前戦のパフォーマンスについて「減量の影響で動きが制限されていた」と分析。朝倉海選手に対し、フライ級からバンタム級への階級変更や練習内容の見直しを提案した。

朝倉海選手は8月17日(日本時間)に開催された『UFC 319』(米シカゴ)でティム・エリオットに2R一本負けを喫し、UFCで連続してタップアウトでの2連敗を記録している。

試合当日のライブ配信で解説を務めた金原氏は、帰国後に朝倉海選手と面会し、具体的な改善策について助言した。

今回の動画では、金原氏が朝倉海選手の所属ジムJTTを訪れ、練習を見学した後に意見交換を行う様子が紹介された。

金原氏は「根本的な問題が十分に解消されていない」と指摘し、階級変更に際しても「身体づくりを再度見直す必要がある」と厳しく評価した。

朝倉海選手は以前、兄・未来やジム内の競合との関係から金原氏に指導を依頼できなかった経緯を説明。

引退後の金原氏に改めて指導を依頼する形となった。

具体的なトレーニング内容は今後決定するが、金原氏は技術を一方的に押し付けず、細かい修正を中心にサポートする方針を示している。

金原氏は練習全体の見直しやスパーリングの適時修正も推奨。

朝倉海選手はUFC初勝利を目標に、再出発の体制を整えることになる。