【©️Los Angeles Dodgers,】

ロサンゼルス・ドジャースが、ドジャー・スタジアムで行われたレッズ戦に6－3で勝利し、単独首位をしっかりキープした。ベテラン左腕クレイトン・カーショー投手が安定感抜群の投球でチームを支え、打線では大谷翔平が勝利を決定づける痛烈なタイムリーを放った。

 

試合は初回に先制を許す苦しい展開で始まったが、カーショーは崩れることなく立ち直った。

2回以降は圧巻の投球で14人連続アウトを奪い、わずか初回の2安打だけに抑える好内容。結局5回72球を投げて1失点、6奪三振と老練の技を見せ、今季9勝目を手にした。

8月を無傷の5連勝で締め、健在ぶりを改めて証明した。

打線は同点で迎えた4回、キケ・ヘルナンデスの犠牲フライで勝ち越すと、6回には一気に畳み掛ける。ウィル・スミスの一発に続き、ロハスと大谷が連打で追加点。とりわけ大谷は、代わった左腕から放った鋭い打球でチームにとどめを刺した。

 

大谷はこの日「1番・指名打者」でフル出場。4打数1安打1打点、1四球をマークし、シーズン成績は打率.278、45本塁打、85打点、OPS1.001と依然ハイレベルを維持している。

9回には守護神スコットが締めて今季20セーブ目。

カード最終戦を待たずに勝ち越しを決めたドジャースは、投打がかみ合う理想的な形で3連勝を飾った。