C・ロナウド、史上初の偉業達成 異なる4クラブ全てで通算100得点に到達

2025.8.24

【©️Al-Nassr Club】

サウジアラビア1部アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、サッカー史に新たな金字塔を打ち立てた。現地時間23日に行われたサウジ・スーパーカップ決勝でゴールを挙げ、史上初となる「異なる4クラブで通算100得点」を達成した。米メディア『ESPN』など複数の海外メディアが報じている。

 

ロナウドはアル・アハリ・サウジとの決勝戦に先発出場。

前半41分、PKを冷静に沈めて先制点をマークした。試合は延長戦にもつれ込み、最終的にはPK戦でアル・ナスルが敗れ、同クラブ移籍後初の主要タイトル獲得はならなかった。しかし、この1点によってロナウドはアル・ナスルでの通算得点を「100」の大台に乗せた。

これにより、ロナウドは所属したクラブで次の記録を達成している。

 

①マンチェスター・ユナイテッド:145得点

②レアル・マドリード:450得点(クラブ史上最多)

③ユヴェントス:101得点

④アル・ナスル:100得点

 

欧州のビッグクラブと中東の舞台をまたいで、公式戦でいずれも100得点以上を記録した選手は史上初。サッカー史に残る快挙となった。

過去には、元スペイン代表イシドロ・ランガラ氏、元ブラジル代表ロマーリオ氏、同じくブラジル代表ネイマールが「3クラブでの通算100得点」を成し遂げていたが、ロナウドはそれを上回る4クラブ目に到達した唯一の選手となった。

なお、ロナウドはポルトガル代表としても通算138ゴールを記録しており、代表とクラブを合わせたキャリア通算得点数は依然として世界トップクラスの水準を維持している。