今永昇太投手、7回2失点の力投も勝利ならず・・・連続QS記録更新も援護なく6敗目

2025.8.22

【©️Chicago Cubs】

カブスの今永昇太投手(31)が21日(日本時間22日)、ブルワーズ戦で7イニングを投げ、3安打2失点の好投を見せた。しかしながら、打線の援護なく6敗目(8勝)を喫し、チームの3連勝もストップした。なお、鈴木誠也外野手(31)は「3番・DH」で4打数無安打1四球に終わった。ブルワーズとのゲーム差は7に広がった。

 

試合序盤、今永投手は2回に内角低め146キロ直球をテュラングに捕らえ、右翼席へ先制2ランを許した。それ以降は安定感を取り戻し、打者18人中16人を凡退に打ち取り、走者は単打と四球による2人のみ。

7回を投げ終えた今永はベンチに戻る際、首を振り自身の不満を示した。

 

これで今永は4試合連続のクオリティースタート(QS)を達成。

さらに2試合連続でのハイクオリティースタート(7回以上・自責2以下)も記録した。

しかし、この4試合で勝ち星はわずか1勝となり打線の援護が無い状況だ。

地元メディアは今永の投球内容を称賛しつつ、勝利につながらなかったことを惜しみ、「今永の圧巻の投球が、チームにとって唯一の光だった」と報じ、98球でストライク63球、

ストライク率64%という内容なら通常は勝利が期待できると分析した。

また、地元中継局マーキーSNのジム・デシェイーズ解説者は試合前、「今日の今永はカウンセル監督の誕生日に合わせて好投できるだろうか」と注目。

試合後には「せっかく7イニングの“誕生日プレゼント”を監督に贈ったのに…」と悔しさをにじませた。

カブス打線が今永投手の好投を生かせなかった悔しい一戦となった。