ドジャース、際どい勝負を制し首位キープ 大谷選手はダルビッシュ投手から先制打も打撃内容に課題残す
2025.8.18
【©️Los Angeles Dodgers,】
ナ・リーグ西地区の首位攻防3連戦は、ロサンゼルス・ドジャースが
3戦全勝で締めくくった。
17日(日本時間18日)のパドレス戦は5―4で辛くも勝利。
2位とのゲーム差を広げ、地区首位を守った。
試合を決めたのは八回、ムーキー・ベッツの勝ち越し13号ソロ。
流れを呼び戻した一撃で、本拠地の観客を沸かせた。
一方で注目されたのは、大谷翔平選手とダルビッシュ有投手の日本人対決。
大谷は初回、過去に分が悪かったダルビッシュから右前打を放ち、フリーマンの3ランにつなげた。しかしその後は快音なく、最終的に4打数1安打にとどまった。2回には大飛球を左翼に運ぶも好守に阻まれ、以降は変化球への対応に苦しむなど、打撃内容には修正点が見えた。
ドジャースは序盤に4点を奪いながらも中盤以降は追加点を欠き、終盤に追いつかれる不安定な展開。勝ち越し弾に救われたが、リリーフ陣の綱渡り投球も含め「決して盤石とは言えない首位防衛」だった。