大谷翔平選手の300号記念ホームランボール、約651万円で落札 キャッチの女子大生が出品
2025.8.17
【米競売「Lelands」(リランズ)より提供画像】
ドジャース・大谷翔平投手(31)が6月24日のロッキーズ戦で放った日米通算300号本塁打のホームランボールが、約651万円で落札された。キャッチしたのは、コロラド州アダムス州立大ソフトボール部の一塁手、エミリー・サバジュさん(21)。記念ボールはスポーツオークションサイト「Lelands」に出品され、16日(日本時間17日)に4万4322ドルで新たな所有者のもとへ渡った。
出品時の最低落札額は2万5000ドルに設定されていたが、9件の入札があり、最終的には約1.8倍まで価格が高騰。
大谷の300号本塁打ボールに対する注目の高さを物語った。
サバジュさんは、これまで800試合以上を観戦してきた熱心なロッキーズファンで、大谷と同じ背番号「17」を背負うソフトボール選手。所属カンファレンスでは同大史上初のゴールドグラブ賞を受賞しており、将来的にはメジャーリーグ球団のGMになることを夢見ているという。
左翼席最前列で、ソフトボール用のファーストミットを使って見事にダイレクトキャッチした瞬間は、米国での試合中継やSNSでも大きな話題となった。
サバジュさんは取材に対し、「本当に信じられない瞬間。人生の中でも一番楽しかった瞬間の一つ」と興奮気味に語った。