ドジャース、大谷翔平選手が攻守の起点!宿敵パドレスを完封撃破で堂々の単独首位へ

2025.8.17

【©️Los Angeles Dodgers,】

ロサンゼルスの夜空に響いたのは、ドジャースファンの歓喜の声だった。

宿敵パドレスを6-0と圧倒し、ドジャースが再びナ・リーグ西地区の首位返り咲き。

主役のひとりは、やはり大谷翔平選手(31)。

 

出塁に安打にと存在感を放ち、攻撃のリズムを作り出した。

初回、ドジャースは相手エースのディラン・シース(29)の乱調を逃さない。大谷が冷静に四球を選ぶと、ベッツ、スミスも続き、いきなり満塁の好機。

ここでテオスカー・ヘルナンデスが犠飛を放ち先制すると、続くコンフォートが値千金の2点適時打で早々に試合を支配した。

2回にもパドレス守備陣のミスから2点を加えると、5回にはテオスカーが節目の20号ソロ。宿敵を突き放す一発にスタジアムは総立ちとなった。

投げては、左肩炎症から復帰3試合目のスネルが6回を無失点。

序盤こそ安打を浴びたが、女房役スミスが3度の盗塁を阻止し、バッテリーで試合を掌握した。さらに7回にはエンリケスが最速103・3マイル(約166キロ)の豪速球を披露。

盤石の継投でパドレス打線を沈黙させた。

この日、大谷は四球2つを含む3出塁。

中前打も放ち、2得点をマーク。「勝つための動き」を示す働きで、チームの勝利を支えた。

宿敵との直接対決を連勝で制し、ドジャースは首位攻防戦を制覇。大谷は次戦、日本の盟友ダルビッシュ有(38)と激突する。