ドジャースの大谷翔平選手（30）が10日（日本時間11日）、本拠地ドジャースタジアムで行われたブルージェイズとの第3戦に「1番・DH」で先発出場し、2試合連続となる41号本塁打を放った。

これでナ・リーグ本塁打王争いでカイル・シュワーバー（フィリーズ）と並びトップに浮上。自己最長タイとなる9試合連続安打も記録したが、試合は終盤に逆転を許し、ドジャースは3連勝を逃した。

 

▪️鮮烈な先制弾
1回、大谷は右翼席へ飛び込む先頭打者同点ソロを放ち、球場を沸かせた。直後、フレディ・フリーマンもソロ本塁打を放ち、ドジャースは序盤から主導権を握った。2回にも満塁の好機をつくるなど、試合を優位に進めた。しかし8回、ブルージェイズのウラディミール・ゲレーロJr.とアディソン・バージャーが連続本塁打を放ち、試合は振り出しに。さらに9回表、アーニー・クレメントに勝ち越しソロを浴びた。

▪️大切な場面・・・土壇場で届かず
9回裏、ドジャースは満塁の一打逆転の場面を迎えたが、大谷は空振り三振に倒れ、反撃はここまで。チームは計16残塁、得点圏ではわずか1安打と好機を生かしきれなかった。大谷は2戦連発＆9戦連続安打と絶好調を維持する一方で、チームは終盤の失点と拙攻が響き、勝利を逃した。