大谷翔平選手、シャーザー相手に3安打の猛打賞!エンゼルスの頼れる“二刀流”が復調の兆し

2025.8.9

【©️Los Angeles Dodgers,】

8月8日(日本時間9日)、ロサンゼルスの本拠地で行われたブルージェイズ戦で、大谷翔平(31)が「1番・DH」として先発出場。5打数3安打2得点の活躍でチームの逆転勝利に貢献した。試合は5―1でエンゼルスが制し、地区2位パドレスの敗戦もあって再び3ゲーム差に詰め寄った。

注目の相手はメジャー屈指の右腕、マックス・シャーザー。通算218勝、3451奪三振を誇るレジェンド投手だが、大谷はこの難敵から2本のヒットを記録した。特に初回の第一打席では、外角低めのカーブを完璧に捉え、鋭いライナーで中前ヒットを放つ。過去の対戦成績では23年8月に3打数無安打と苦戦していたが、今回はリベンジを果たした形だ。

5回の第4打席では、89.6マイルのスライダーを強振。打球速度101.5マイルのライナーは右中間を割り、エンタイトル二塁打となりチームの逆転劇を後押し。続くベッツの2ランホームランも呼び込み、試合の流れを引き寄せた。

さらに7回にも右前安打を放ち、好調ぶりを示した。一方で空振り三振もあったものの、6月15日のジャイアンツ戦以来の3安打猛打賞は確かな手応えを感じさせる。

現在本塁打王争いを繰り広げるフィリーズのシュワーバーが41号をマークし、差は2本に縮まったが、大谷は焦ることなく量産態勢に入っている様子。