MLBドジャース大谷翔平選手、41打席ノーアーチで沈黙続く・・・。
2025.8.6
【©️Los Angeles Dodgers】
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(31)が、またしても本塁打を放てないまま試合を終えた。現地4日(日本時間5日)、本拠地ドジャー・スタジアムで行われたセントルイス・カージナルス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数1安打。これで41打席連続ノーアーチとなり、今季最長記録(46打席)に肉薄している。
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ドジャースはわずか3安打と打線が沈黙。
接戦の末、ヌートバーの活躍でカージナルスに競り負けた。第1打席は空振り三振、第2打席は凡退、第3打席も変化球に手を出し、スイングは明らかに精彩を欠いた。第4打席で意地の右前打は放ったものの、今の大谷にかつての「異次元の破壊力」は見られない。
一方、敵将ながらロバーツ監督は「いい打席があった」とコメント。だが、今の大谷に求められているのは内容の良さではなく、結果としての“アーチ”だ。数字が物語るように、長打力が鳴りを潜めているのは明白であり、ファンの期待に応えるには物足りない現状が続いている。
この日、ナ・リーグ本塁打王争いのライバル、フィリーズのシュワーバーは2発を放ち、シーズン40号に到達。大谷との差は2本に広がった。
次戦の相手は、かつて巨人にも在籍したマイコラス。対戦成績は8打数4安打と好相性ではあるものの、この停滞ムードを打破するには“相性の良さ”以上のインパクトが求められる。