NBAデイミアン・リラード選手、母校に凱旋 ウィーバー州立大学バスケ部GM就任へ

2025.8.4

【©️Bleacher Report/Damian Lamonte Ollie Lillard】

長年NBAを沸かせてきたスターガード、デイミアン・リラードが、新たなステージで再び“故郷”に帰ってきた。
今オフ、古巣ポートランド・トレイルブレイザーズへの復帰を果たしたばかりのリラードが、今度は学生時代を過ごしたウィーバー州立大学のゼネラルマネージャー(GM)に就任することを発表した。

発表の舞台となったのは、ユタ州オグデンで行われたバスケットボール部の同窓会。満員の会場に姿を現したリラードは、かつて自らが戦ったコートを思い起こすように笑みを浮かべ、「このプログラムは私の人生の一部。選手たちが卒業後も自分の道を切り開けるよう全力でサポートしたい」と力強く語った。

リラードはウィーバー州立で4年間プレーし、カンファレンスMVPを2度獲得。最終学年には平均24.5得点という圧倒的な数字を残し、大学バスケットボール界にその名を刻んだ。今回のGM就任により、現役NBA選手としての知見や経験を直接後輩たちに伝えることになる。

大学側も「彼の洞察力、メンターとしての姿勢、そしてリーダーシップは、我々のプログラムを新たな高みに導くだろう」と歓迎ムード一色だ。

4月にはアキレス腱断裂という試練に見舞われたリラード。しかし、ブレイザーズ復帰、そして母校の要職就任と、彼の歩みは止まらない。コートに戻るその日まで、リハビリとともに二つの“古巣”への貢献を誓う。