MLB怪物・大谷翔平が“後半戦の号砲”! 特大33号でキング争いトップに再浮上、飛距離136メートルの衝撃弾

2025.7.20

▪️ロサンゼルスに、再び“ショウタイム”が帰ってきた―!!

【©️Los Angeles Dodgers 】

現地時間7月19日(日本時間20日)、ドジャースの大谷翔平が本拠地ブルワーズ戦で今季33号本塁打を放ち、ア・リーグ本塁打王争いのトップに並んだ。ここ4試合ぶりとなる待望の一発は、飛距離448フィート(約136.5メートル)、打球速度113.9マイル(約183.3キロ)という圧巻の“芸術弾”。その瞬間、ドジャース・スタジアムは地鳴りのような歓声に包まれた。

 

この日の大谷は「1番・指名打者」でスタメン出場。

3回無死一塁の場面で、相手先発ペラルタが投じた初球のチェンジアップを完璧に捉え、打球は中堅左へ一直線に伸びた。“逆方向”とは思えぬ豪快な弾道に、スタンドのファンは総立ち。まさにスーパースターの名にふさわしい、後半戦の号砲となった。

オールスターを経て迎えた後半戦。15日(日本時間16日)の球宴では「1番DH」として先発し、初回にヒットを放って華々しく魅せたものの、復帰初戦では4打数無安打と沈黙。それでも、2戦目で即座に修正し、再び本塁打王争いの主役に躍り出た。

この一発で、大谷はダイヤモンドバックスのエウヘニオ・スアレスと並んでア・リーグの本塁打数でトップタイに。メジャー全体では、38本のカル・ローリー(マリナーズ)、35本のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)を追いかける位置につけた。

ここまで96試合に出場し、打率.273、33本塁打、60打点、13盗塁。得点数は91と、両リーグ最多を記録している。驚異の“54発ペース”で進む大谷の2025年シーズン。