MLBドジャース大谷翔平選手が復帰登板で無失点 ロバーツ監督の期待に応える「やはりショウヘイから」後半戦ローテ入りも明言
2025.7.13
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手(31)が12日(日本時間13日)、敵地サンフランシスコでのジャイアンツ戦に「1番・投手兼DH」で出場。今季最長となる3回を投げ、1安打無失点、4奪三振の快投を見せた。打者としては4打数無安打に終わったものの、チームは連敗を7で止めた。
試合は初回から大谷の快投で主導権を握る展開に。3者連続三振で立ち上がった右腕について、ロバーツ監督は「やはりショウヘイから始まった。彼の登板日は、ベンチの雰囲気が明らかに違う。今日の勝利は、まさに彼が流れをつくった」と称賛した。
大谷は右肘手術からのリハビリ登板を継続中で、現時点では短いイニングに限られている。今後について、ロバーツ監督は「投手部門とも相談しながら、今後も彼をローテーションの一員として組み込んでいく」と明言。オールスター明けも負傷者の復帰が見込めない中、大谷の存在が今後のチーム編成にとって重要になるとした。
ドジャースはこの試合、大谷の後を継いだリリーフ陣も1失点と好投し、苦しんだ連敗をようやく断ち切った。