新生『スーパーマン』、ロサンゼルスで華やかにプレミア開催 正義と希望を再定義する新たな伝説の幕開け
【©️Warner Bros. Entertainment】
【ロサンゼルス発】アメリカ現地時間7月8日、完全新作として生まれ変わった映画『スーパーマン』のワールドプレミアがロサンゼルスで盛大に開催された。会場には、監督のジェームズ・ガン氏を筆頭に、主演のデイビッド・コレンスウェット氏や共演陣が一堂に会し、新時代のヒーロー像を世界に向けて発信した。
▪️スター揃い踏みのプレミア会場に熱気
本作は、DCユニバース再構築の中核を担う作品として注目を集めており、この日のプレミアには、ロイス・レイン役のレイチェル・ブロズナハン氏、宿敵レックス・ルーサーを演じたニコラス・ホルト氏、そして“ジャスティス・ギャング”のメンバーを演じた俳優陣が揃って登壇。豪華キャストが勢揃いした会場には、世界中から詰めかけたファンとメディアが熱い視線を送った。
▪️新スーパーマンは「優しさと責任感の象徴」
主演のコレンスウェット氏は、初のスーパーマン役について「このキャラクターは、力強さだけでなく、深い思いやりと責任感を体現している。観客にも“自分にできること”を考えるきっかけになってほしい」と語り、新スーパーマン像を提示。さらに「人々がヒーローに触発され、実生活で小さな善行を積み重ねていけたら、それこそが真の変化」と、現代におけるヒーロー像の意義を説いた。
▪️ロイス・レイン役も“希望”を強調
ブロズナハン氏は「今の社会には、理想を信じ、変化を信じる存在が必要。スーパーマンはまさにそれを体現している」と述べ、劇中のスーパーマンが描く希望の力を評価。名キャラクター・ロイスを演じる喜びについても、「決まった瞬間、すぐに家族や親友に連絡してしまった」と笑顔で振り返った。
▪️ホルトが語る「レックス・ルーサー」と“人間性”
レックス・ルーサーを演じるホルト氏は「この映画は、視覚効果の域を超えた“感情の旅”だ」と断言。特にジェームズ・ガン監督の演出について、「巨大なスクリーンでこそ最大限の感動が得られる」と、映画館での鑑賞を強く薦めた。また、主演コレンスウェット氏については「俳優としても、人間としても尊敬している」と称賛の言葉を惜しまなかった。
▪️ガン監督が明かす“新スーパーマン”像
DCスタジオ共同CEOでもあるジェームズ・ガン監督は、「この作品は、単なるアクション映画ではなく、スーパーマンという存在が持つ“優しさ”や“共感”を描いた」と説明。劇中には、空を駆けるスーパーマン、巨大生物カイジュウ、スーパーマンロボ、スーパードッグのクリプトといった多彩なキャラクターも登場し、「家族や仲間と一緒に、劇場でこそ体験してほしい作品」と語った。
▪️本予告第2弾で新たな敵「ウルトラマン」が姿を現す
プレミアとあわせて、最新の第2弾本予告も解禁。スーパーマンが倒壊ビルの中から人々を救出する姿や、正体不明の敵“ウルトラマン”との激戦が描かれ、壮大なバトルの一端が明らかに。さらに、クリプトとの連携や、未曾有の脅威に立ち向かう姿は、新たなDCユニバースの始まりを象徴するかのようだ。
『スーパーマン』
2025年7月11日(金)日米同時公開予定