ダルビッシュ有投手、約9カ月ぶりメジャー復帰で力投も惜しくも2失点
2025.7.8
▪️パドレスファンは温かいスタンディングオベーションで迎える
【©️San Diego Padres,】
7日(現地時間)、右肘の炎症からの復帰を果たしたパドレスのダルビッシュ有投手(38)が、実に昨年9月27日以来となるメジャーのマウンドに立った。
約9カ月ぶりの登板は3回2/3を投げ、3安打2失点の内容となった。
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初回、ダルビッシュは持ち前の制球力と変化球を駆使し、わずか10球で三者凡退に抑える上々の滑り出しを見せた。先頭のキャロルをカーブで空振り三振に斬り、続くペルドモには速球で遊ゴロを打たせるなど、ダイヤモンドバックス打線を完璧に封じた。
しかし二回、先頭打者に四球を与えたのをきっかけに同点二塁打を浴び、追いつかれる苦しい展開に。
さらに三回には1死三塁のピンチで勝ち越し適時打を浴びてしまうも、粘り強く後続を断った。
最速約155キロの速球を交えながら、計63球を投げ切ったダルビッシュは四回途中で降板。
ベンチに戻る際には、シルト監督からねぎらいの言葉がかけられた。復帰戦を見守ったファンは力投を称え、スタンディングオベーションでその姿を歓迎した。
復活の第一歩を踏み出したダルビッシュ。今後の調整と活躍に期待がかかる。