鈴木誠也選手が21号本塁打で自己最多タイへ!! 数字は好調も、課題残る場面も
2025.6.25
【MLB】カージナルス ー カブス(日本時間6月25日・セントルイス)
【©️Chicago Cubs, 】
カブスの鈴木誠也外野手が24日(日本時間25日)のカージナルス戦に「4番・右翼」で出場し、3回の第2打席で21号本塁打を記録。昨年記録した自己最多本塁打数に早くも並んだ。
3回1死一、三塁、91.7マイル(約147.6キロ)のシンカーを捉えた打球は、打球初速110.2マイル(約177.3キロ)、角度19度という鋭いライナーで左翼スタンドに飛び込んだ。飛距離は404フィート(約123.1メートル)だった。
一方、初回の第1打席では併殺打に倒れており、安定した結果を出し続ける課題も依然として残る。
それでも、22日(日本時間23日)のマリナーズ戦で今季4度目の1試合2本塁打を記録するなど、6月以降は長打力が際立っている。今季ここまで67打点とし、エウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)と並んでリーグトップに立った。
本塁打ペースは年間43本に達しており、日本人右打者としての最多記録(昨季・自身が樹立)を更新する可能性も高い。さらに、2023年のキャリアハイである74打点、大谷翔平が昨季記録した日本人選手最多の130打点を超えるペースで進行している。
過去にシーズン100打点以上を記録した日本人メジャーリーガーは松井秀喜と大谷翔平の2人のみ。鈴木がこの領域に食い込めるか、注目が集まるシーズンとなっている。