鈴木誠也選手が逆転18号3ランで存在感 打点ランキング2位浮上、アロンソに肉薄

2025.6.18

【©️Chicago Cubs 】

シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手(30)が、本拠地リグリーフィールドで行われたブルワーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、試合を決定づける18号3ランを放った。これで今季の打点は61に達し、ナ・リーグ打点ランキングで単独2位に浮上。首位を走るメッツのアロンソ(63打点)に2点差と肉薄した。

 

試合は3-2と1点を追う5回、1死一・二塁の場面。鈴木は甘く入った変化球を捉えると、打球は左中間スタンド深くへと飛び込んだ。逆転3ランでチームを勝利に導いたこの一打は、本人にとっても4試合ぶりとなる本塁打だった。

鈴木の活躍により、ナ・リーグの打点争いは激化の様相を呈している。現在トップはアロンソの63打点だが、鈴木がそれを猛追。カブスのチームメートであるクローアームストロング、さらにダイヤモンドバックスのスアレスも58打点で続き、激しい三つ巴の戦いが続く。

一方、ア・リーグではヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ(33)と、マリナーズのカル・ローリー(28)がともに60打点でトップタイ。打点だけでなく、ジャッジは打率でもリーグ上位をキープしており、2冠も視野に入る活躍を見せている。

今後、両リーグで続く打撃タイトル争いから目が離せない。

【ナ・リーグ打点ランキング(6月17日時点)】
1位 ピート・アロンソ(メッツ) 63打点
2位 鈴木誠也(カブス) 61打点
3位 クローアームストロング(カブス) 58打点
3位 スアレス(ダイヤモンドバックス) 58打点

【ア・リーグ打点ランキング】
1位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース) 60打点
1位 カル・ローリー(マリナーズ) 60打点
3位 ラファエル・ディバース(レッドソックス → ジャイアンツ) 58打点