【©️Los Angeles Dodgers,】

 

ロサンゼルス・ドジャースは20日（日本時間21日）、本拠地で行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に4－3で逆転サヨナラ勝利。延長十回に2点差をひっくり返し、連敗を4で止めた。

 

注目の山本由伸投手は、7回を投げわずか1安打、無失点、9奪三振の快投を披露。勝利こそ付かなかったものの、メジャー自己最多の110球を投げる圧巻のパフォーマンスでファンを沸かせた。

 

▪️大谷選手がサヨナラのホームを踏む！

試合は、ドジャースが2点を追う延長十回にドラマが待っていた。まずエドマンのタイムリーで1点差に迫ると、無死一・二塁の場面で大谷翔平が申告敬遠で出塁。大谷は続く打者の間に二盗を決め、1死満塁とチャンスを広げた。

そしてスミスが押し出し死球を受けて同点。最後はマンシーのセンターへの犠牲フライで、大谷が三塁から快足を飛ばして生還し、試合を決めた。今季4度目のサヨナラ勝ちとなった。

 

▪️山本投手、圧巻のピッチングで観客を魅了

この日の山本は、序盤からテンポ良くダイヤモンドバックス打線を封じ込めた。七回、先頭打者に初安打を許してノーヒットノーランの記録はならなかったが、ピンチを切り抜けると、雄叫びを上げて気迫を示した。

前回（5月9日）の同カードでは、5回5失点と苦しみ、満塁本塁打も浴びて3敗目を喫していたが、この日は完全に立ち直った姿を見せた。

4連敗中でチーム全体が苦しい状況の中、山本の存在感は際立っていた。

 

▪️大谷選手は二塁打＆盗塁で勝利に貢献

大谷はこの日、「2番・DH」で出場し、4打数1安打1四球（申告敬遠）、1盗塁。八回には鋭い当たりの二塁打を放ち、サヨナラ劇では決勝のホームを踏む活躍で勝利に大きく貢献した。