フジテレビ番組『新しいカギ』が初の海外受賞「母校かくれんぼ」がドイツで評価
『新しいカギ』が初の海外受賞
霜降り明星・せいやの「母校かくれんぼ」回がドイツで評価
【©️フジテレビ】
フジテレビの人気バラエティ番組『新しいカギ』(毎週土曜午後8時放送)が、ドイツで開催された国際映像祭「ワールド・メディア・フェスティバル2025」にて、子どもと若者を対象とした「Children & Youth:Omnia Open(子供と若者・オープン)」部門で銀賞を受賞した。これは番組にとって初の海外受賞であり、フジテレビとしても同賞の受賞は初となる快挙だ。
「ワールド・メディア・フェスティバル」は2000年に創設された、テレビ番組、広告、ウェブなど多岐にわたる映像作品を対象としたヨーロッパ最大級の国際コンペティション。2025年の開催では、世界29か国から764本の作品がエントリーされた。授賞式は日本時間の5月21日午前1時、ドイツ・ベルリンで開かれ、各部門の優秀作品に金賞・銀賞などが授与された。
今回受賞の対象となったのは、2023年7月に放送された企画「学校かくれんぼ」。霜降り明星・せいやが自身の母校を舞台に、高校時代に感じていた疎外感を乗り越える姿を描いた内容だ。番組では、学生時代の苦い記憶を抱えながらも「大人になればきっと大丈夫」というメッセージを現役高校生に届けようとするせいやの姿が、多くの視聴者に共感と感動を呼んだ。
『新しいカギ』は、霜降り明星、チョコレートプラネット、ハナコら若手実力派芸人たちが出演する、コントと企画を融合させた総合お笑いバラエティ番組。番組名には、“お笑いやテレビの未来のカギを握る存在たち”という意味が込められており、個性豊かなキャラクターたちが活躍するコントや、学校を舞台にした体験型企画など、多彩な内容で人気を集めている。
今回の受賞についてフジテレビは、「番組が持つメッセージ性と演出の工夫が、国際的にも評価されたことは非常に光栄」とコメント。