「八村トレードなんて冗談でしょ?」ファン大反発 レイカーズの補強案に物議
【©️Los Angeles Lakers】
プレーオフ1回戦敗退でオフシーズンに突入したロサンゼルス・レイカーズ。巻き返しに向けた補強が急がれる中、チームの一手として八村塁選手のトレード案が取り沙汰され、アメリカ国内でも大きな波紋を呼んでいる。
▪️八村を交換要員に?浮上する複数のトレード案
一部の米メディアは、レイカーズがリバウンド力に優れたビッグマンの獲得を検討していると報道。そのなかで、八村の名が“交換要員”として挙がっている。
スポーツ専門局ESPNの記者はポッドキャスト番組『The Hoop Collective』にて、「八村とダニエル・ギャフォード(ダラス・マーベリックス)とのトレード」の可能性を示唆。さらに『CLUTCH POINTS』の記者も、八村を含めた**三角トレード案(3チーム間での選手交換)**として、ブルックリン・ネッツのニック・クラクストンをレイカーズが獲得する構想を紹介している。
▪️「八村を出すなんてナンセンス!」SNSではファンが猛反発
これらの噂がSNSに広がると、レイカーズファンを中心に**「八村を出すべきではない」とする声が続出**。とくに彼の今シーズンの活躍を踏まえれば、トレードは“損失”と考える意見が多数派だ。
SNSで上がった声の一部を紹介しよう:
「安定して3ポイントを決められる選手を手放すなんて、大きなミスになるよ」
「そこそこのセンターを取るために八村を出すなんて、ありえない」
「ルイ(八村)よりリーブスを出すべきだ」
「プレーオフで活躍できるロールプレイヤーをなぜ放出する?」
「本当に価値のあるスター選手が獲れるならまだしも、それ以外なら出すべきじゃない」
▪️プレイオフで輝いた八村、放出は現実的?
実際、八村は今季のプレーオフで**平均14.8得点、4.6リバウンド、3ポイント成功率48.4%**と高水準のスタッツを記録。ヘッドコーチからも高く評価されていた。
しかし、2024-25シーズンは契約の最終年。**年俸は約1830万ドル(約27億円)**と高額だが、トレードの“駒”としては扱いやすい条件とも言える。
今後レイカーズが本格的な補強に踏み切るのであれば、八村の放出も完全には否定できない現実がある。
プレーオフでの存在感、そしてファンからの厚い支持を受ける八村塁。果たして彼は来季もレイカーズのユニフォームを着て戦うのか、それとも新天地でのスタートを切るのか。