UFC人気急上昇のイアン・マシャド・ガリー選手の構想

2025.4.30

UFC人気急上昇のイアン・マシャド・ガリー選手の構想

【From Ian Garry official Instagram】

 

2025年4月26日(日本時間27日)、米国ミズーリ州カンザスシティのTモバイルセンターにて開催された『UFC Fight Night: Machado Garry vs. Prates』では、イアン・マシャド・ガリー(アイルランド)がカルロス・プラテス(ブラジル)とのウェルター級戦を制し、注目を集めた。

 

▪️今後のウェルター級のトップ戦線を担う試合結果
メインイベントのウェルター級戦では、ガリー(MMA16勝1敗、UFC9勝1敗)が、UFC4連勝を飾っていたプラテス(MMA21勝7敗、UFC4勝1敗)に判定勝利を収めた。

試合は全体を通してガリーが圧倒的なテクニックを披露し、

3ラウンドでのテイクダウンを含む巧みな戦法でプラテスより勝利。

最終的に、ジャッジは48-47×2、49-46で、僅差ながらガリーを支持。

 

▪️ガリーが次の今後3試合の計画、野望を発表
試合後、ガリーは今後のスケジュールについて明確に宣言。

次回の試合として、2週間後に行われる『UFC 315』で、ウェルター級王座戦のバックアップファイターに選ばれたことを報告。

ベラル・ムハマッド(パレスチナ)対ジャック・デラ・マダレナ(オーストラリア)の戦いを見据え、今後の進路として次の3試合を予告。

ガリーは、「次に戦うべき相手はベラルだと思う。ジャックも強力な選手だが、ベラルのスタイルの方がこの試合を有利に進めると信じている」と語り、次戦の対戦相手を選ぶ際に自信をのぞかせた。

続けて、ガリーは王座戦を制した後、さらに上のステージを目指していることを強調。「次はパウンド・フォー・パウンドNo.1のイスラム・マハチェフとの戦いを希望している。彼のスタイルに対しては尊敬の念を抱いているが、必ずやオクタゴンで彼と戦い、No.1の座を手に入れたい」と語り、世界の頂点を狙う意欲を見せました。

さらに、ガリーは唯一の黒星であるシャフカト・ラフモノフとの再戦を望んでいることを明かし、「ラフモノフとの再戦を果たし、あの試合では勝てなかったことを証明するつもりだ」と、現在の成長過程を評価に自信満々に語る。
一方で、この試合の結果、プラテスが敗北したことにより、所属するファイティング・ナーズ・チームのUFC戦績は19勝1敗となり、初の黒星をつけた。

チームのリーダーであるカイオ・ボハーリョはSNSで、

「カルロスの敗北を受け入れ、チーム全体で前向きに学んでいく」とコメント。

ガリーが掲げた次の3試合の未来への計画が現実のものとなるのか!?