報道の在り方に疑問も・・・田中圭×永野芽郁“手つなぎ報道” 双方事務所が否定、不倫疑惑は鎮静化へ
2025.4.24
【双方所属事務所公式プロフィールより画像】
俳優・田中圭と女優・永野芽郁の“手つなぎお泊まり報道”が、
4月24日発売の『週刊文春』によって大々的に報じられた
記事では、映画共演をきっかけに急接近したとされる二人の深夜の“密会”や“お泊まり”をセンセーショナルに描写し、添えられた写真とともに「極秘交際」「不倫疑惑」といった見出しが並んだ。中でも、“寄り添うように手をつなぐショット”は一部ネット上で拡散され、瞬く間にSNSのトレンド入りを果たすなど、大きな波紋を呼んだ。
しかし、この報道に対し、双方の所属事務所は迅速に対応。
「事実無根」「誤解を招く内容」と明確に否定し、
田中が“泥酔状態だったために
永野が一時的に介抱した”というのが事実であると説明した。
田中は既婚者で2児の父。清潔感と親しみやすさを兼ね備えた俳優として知られ、
永野も若手トップ女優として多くの作品に出演中。
そんな二人をめぐる今回の“文春砲”に対し、
ネット上では
《ここまでの扱いは過剰では》
《写真だけで断定するのは乱暴》
《また文春の早とちりか》
といった批判的な声も多く上がっている。
そもそも報道内容は、プライベートな時間における一瞬の出来事に過ぎず、決定的な証拠に乏しいまま「不倫疑惑」として一人歩きさせてしまった印象が強い。
これにより、芸能人のプライバシーや報道倫理の在り方について、改めて疑問の声が投げかけられている。
一方、冷静な対応を見せた両事務所と、過熱報道に振り回されず状況を見極めようとするファンの姿勢により、騒動は次第に沈静化へ向かっている。
芸能界を取り巻く報道の“過剰演出”が常態化する中で、
今求められているのは“スクープ至上主義”から一歩引いた視点ではないだろうか。
【文:高須基一朗】